協会概要
◆名称◆
ドッグスポーツ&ケア普及協会
Dog Sports and Care Association(DSCA)
◆理念◆
「犬と人とが双方向で関わることで信頼関係を深め、
お互いが幸せを感じ健康で過ごせる世界を目指します。」
ドッグスポーツを通して犬という動物を理解し、
安心安全な環境下で、必要不可欠であるケアを提供することにより、
心と身体と行動を健康に導けるということを普及啓蒙していきます。
◆設立への思い◆
犬を取り巻く環境はここ20年で大きく変化しました。
獣医療の発達、室内飼養や感染症予防、
食の改善などといったドッグオーナーの意識の向上、
犬と行ける施設の増加、などなど。
それにより寿命が延び、犬と関わるという時間も増えてきました。
しかしその一方で、寿命が延びたことによる老齢疾患の増加、
わりと簡単に犬を迎えられるものの育て方がうまくいかないことによる飼養放棄や遺棄、
関係法規が周知されていないことによるマナー違反や虐待など、
胸が痛くなる現実もあります。
このようなことをどうやって改善していけばよいのか、
考え取り組んできてもなかなか前に進まない中、
ドッグスポーツがひとつの鍵となるのでは?と思いました。
ドッグスポーツを楽しむには信頼関係を作り、犬の心や体について知り、
十分なケアをすることが必要になってきます。
そうして犬をよく知ることは、行動面でのお悩み改善にも有効になってきます。
なにより、ドッグスポーツは楽しい!
ケアをすることでお互いの健康にもいい影響がある!
こんな思いに賛同してくれたメンバーと
「ドッグスポーツ&ケア普及協会」を設立しました。
日本で唯一のプロ集団として、
犬を取り巻く世界が彼らにとって安心安全であるよう、
一歩一歩活動して参りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
理事長 加藤ゆかり
◆お約束◆
「動物の5つの自由(The Five Freedoms for Animal)」に基づき、
犬が苦痛を感じることのないように活動します。
もし苦痛を感じていると判断された時には直ちに助けることをします。」
※但し、命の危険が及んでいる場合はやむを得ず
苦痛を与える方法を用いることがあります。
-動物の5つの自由(The Five Freedoms for Animal)とは-
「5つの自由」とは、当初、
1960年代の英国において家畜に対する動物福祉の理念として提唱され、
現在では、家畜のみならず、ペット動物・実験動物等あらゆる人間の飼育下にある動物の福祉の指標として国際的に認められています。
以下の自由は、人間が管理しているすべての動物に対して与えられなければならない、
と考えられています。
1.飢えや渇きからの自由(Freedom from Hunger and Thirst)
健康を維持するために適切な食事と水を与えること。
2.痛み、負傷、病気からの自由(Freedom from Pain, Injury or Disease)
怪我病気から守り、病気の場合は十分な獣医療を施すこと。
3.恐怖や抑圧からの自由(Freedom from Fear and Distress)
過度なストレスとなる恐怖や抑圧与えず、それから守ること。
動物も痛みや恐怖、苦痛を感じるという立場から
肉体的な負担だけでなく精神的な負担も
出来うる限り避けること。
4.不快からの自由(Freedom from Discomfort)
温度、湿度、照明など、それぞれの動物にとって
快適な環境を用意すること。
身動きのできない狭い場所、糞尿まみれの状態、
日よけのない炎天下、雨風や騒音などにさらされている、
といった飼育環境は動物にとって好ましくはありません。
・自由に身体の向きを変えることができ、
自然に立つことができ、楽に横たわることができる。
・清潔かつ静かで、気持ちよく休んだり、
身を隠すことができる。
・炎天下の日差し、雨風を防ぐことができる。
・キツすぎる首輪など苦痛のある飼育環境にいない。
5.自然な行動する自由(Freedom to behave normally)
各々の動物種の本来の生態や習性に従った
自然な行動が行えるようにすること。
群れや家族で生活する動物は同種の仲間と生活でき、
単独で生活する動物は単独で生活できる。
「犬と人とが双方向で関わることで信頼関係を深め、
お互いが幸せを感じ健康で過ごせる世界を目指します。」
◆倫理基準◆
犬にとって、よりよい環境を選択・提供し、
犬に関わるものとしての信頼を維持、活動して行くために、
共通の倫理を持つ必要があります。
私たちは、Susan Friedman教授が提唱する
「Hierarchy of Behavior-change Procedure - Most Positive, Least Intrusive Effective Intervention(行動修正手続きのヒエラルキー - もっとも建設的で、もっとも侵入的ではない、効果的な行動介入)」
を理解、そして賛同し、
犬に関わる際についての様々な戦略を用いる際の
基準として採用しています。
◆組織◆
私たちはドッグスポーツ及びホリスティックケアのプロ集団です。
理事長:加藤ゆかり
DSCA事務局長兼務
Ka_Pilina Dog Care School主宰
CACIO東北事務局
AWIOアニマルウェルフェア国際協会評議員
仙台総合ペット専門学校及び
青森愛犬美容専門学院非常勤講師他
副理事長:郷湖直樹
Wan&Only Dog Clubという、ゴールデンレトリバーのブリーディングとショップを営みながら、DOG SUPの体験スクールを主宰しております。
当協会を通し、皆様とより楽しく、より素晴らしいドッグライフの向上を目指して参りたいと思っております。
副理事長:大場康之
メインの活動はディスクドッグ東北東北執行部役員をしてをいます。
ディスクドッグ東北は宮城県中心に東北全域で活動し
ディスクドッグの普及活動をしております。
ディスクを通して愛犬と良好な関係を築けるように
愛犬家皆さんのお手伝いをして参りたいと思います。
理事:的場雄大
株式会社プロキオン代表取締役
幼い頃から獣医師でもある父の背中を見て育ち、いつか自分も動物と関われる職業に就きたいと考え、大学在籍中にペット業界向けのコンサルティング会社を設立。
現在は仙台と東京を中心に、ペット業界に進出したい個人・法人様向けに新規事業企画から開発支援サポート業務などを行っております。
理事:郷湖和美
DSCA事務局兼務
副理事長の郷湖直樹と共にDOG SUPの体験スクールを主宰しながら、パラコードを使用したリードやカラーの制作、ワークショップを開催しています。
ハンドメイドを通して、飼い主様の愛犬に対する愛情を形にするお手伝いが出来ればと思っております。
◆発足日◆
2020年3月1日
◆事務局所在地◆
宮城県白石市